サブプライム・ローン(Subprime Loan)とは、個人の信用状況が低いなどの理由により、通常のローンを借りることができない人々(=subprime borrower)に対して貸し出しされるローンのこと。サブプライム・ローンは通常のローン(traditional loan)の金利(prime rate)よりも高い金利で貸し出しされる。
クレジットカードの支払い滞納などの理由により、一旦クレジット(信用)状況が悪化してしまうと、通常の住宅ローンを借りることが難しくなる。当然、通所の住宅ローンなどより高い金利を支払うことになるが、サブプライム・ローンの会社も米国には多数あり、複数の会社と交渉して借り手に有利な金利を探すということが多い。
米国では住宅ローン市場に占めるサブプライム・ローンの割合が10%を超えると言われており、これらのサブプライム・ローンが不良債権化する懸念が2007年に入り盛んに指摘されている。2007年3月以降、サブプライム・ローン業界の企業の中で破綻し始めており、危険水域にあるとささやかれてきた。原因としては、米国のここ数年来の住宅市場の好調さと不動産市場の値上がり、さらに金利上昇によるローン金利の上昇が挙げられている。
サブプライム・ローンの不良債権化→不動産の投売り→不動産価格の急落→米国経済成長の下落というシナリオが起き、さらに米国株式市場の下落→世界中の株式市場の下落、もしくはアメリカドルの暴落という可能性もある。そうなると、日本人が所有するドル、米国に投資している株式や投資信託の値下がりといった形で影響が起きるかもしれないので、注視する必要がある。