新興市場(エマージングマーケット,emerging market)という言葉はなかなか聞いたことがないと思います。一般的に新興市場(もしくは新興成長市場)というのは、「先進国ではない」「成長途上にある」という意味で使わることが多いです。
つまり、先進国ではない市場は概ね新興市場に含まれると考えれば分かりやすいです。もちろん、投資するのであれば、市場・マーケットや経済が成長している、もしくはこれから成長しそうな市場でないと投資家にとっては意味がありません。余談ですが、そのような市場の代表格が2,3年前からよく聞くようになった「BRIC'S」ですね。
話を元に戻して、「新興市場」の定義を考えてみると、おそらく世界的に統一された定義・見解はなさそうです。そうはいっても、ある程度のものさしは必要なので、このサイトではマーク・モビアス氏の「エマージングマーケットとは何か?」(ダイヤモンド社)の定義を使用したいと思います。
その定義とは
1.国民1人当たりの所得からみて中・低所得国
2.資本市場が未発達。例えば、株式市場の時価総額がGNPの中で占める割合が小さい国
3.工業化が進んでいない国
です。